こんにちは、こたろーです。
わたしの高配当株ポートフォリオ「My Blue-Chips」の構成銘柄を紹介していきます。
今回は「Texas Instruments」です。
配当情報
増配ニュース
2022年11月の配当において、+7.8%の増配を決めたことが報じられました。
1株あたり1.15ドル → 1.24ドル、+9セントの増額です。
増配後の配当利回りは、3.05%です。
配当履歴
Seeking Alphaで確認したデータをもとに、これまでの配当履歴をまとめました。
四半期配当支払実績
会社設立は1930年ですが、配当データは1989年以降です。
赤い線が調整前の配当支払額、青い棒グラフが調整後の配当支払額です。
1995年〜2000年あたりで、数値が調整されています。詳細は確認できていませんが、この頃、ソフトウェア部門や防衛部門を売却しているようで、そのあたりが関係しているのかもしれません。
減配している年も若干見受けられますが、全体的には右肩上がりですね。
年間配当実績
調整後の年間配当支払額のグラフです。
連続増配年数は16年。きれいな右肩上がりです。
グラフでは変動幅が小さくてわかりづらいですが、減配した年が2回(1998年, 2005年)、増配なしで配当額据え置きだった年が、8回(1991〜1993, 1997, 2000〜2003)あります。
減配または増配なしだった年を除いた増額幅は、最大:+130.77%(2007年)、最小:+7.09%(1996年)、平均すると+28%程度です。
今年の増配「+7.8%」は、他銘柄と比べるとなかなか高い増額幅に感じていましたが、こうして見ると、同社としては小幅な増配だったと言えそうです。
現在は情報技術セクターは苦しい時期と思われますので、仕方ないですし、そのような中でもきっちり増配してくれるのはありがたいです。
企業情報
この章における情報調査は、マネックス証券のツール「銘柄スカウター 米国株」を利用しました。
概要
テキサス・インストゥルメンツは、テキサス州のダラスを拠点とするアナログ半導体製造の世界大手である。製品は、サウンドやパワーなどのリアルワールド・シグナルを処理するために使用されている。売上高の95%は半導体が占め、残りの5%を電卓が占めている。ワイヤレス通信機器やさまざまな電子応用機器に搭載されるマイクロコントローラーなどのデジタルシグナル・プロセッサーでも市場をリードしている。
マネックス証券「銘柄スカウター 米国株」より引用
業績(売上高とEPS)
セグメント構成
キャッシュフロー
株価
日足チャート
(チャート画像の出所:finviz)
配当
配当利回り | 配当性向 |
---|---|
2.4% | 51.0% |
わたしのポートフォリオ
ポートフォリオ内の位置付け
1,4,7,10 | 2,5,8,11 | 3,6,9,12 | |
---|---|---|---|
Technology | CSCO | TXN | IBM |
Healthcare | MRK | ABBV | PFE |
Financials | USB | JPM | PRU |
Consumer(s) | KO | PG | MCD |
Tabacco | MO, PM | ー | ー |
Communication | ー | T, VZ | ー |
Energy | ー | ー | XOM, CVX |
TXNは、わたしのポートフォリオの中では情報技術セクターのうち配当受領月が2,5,8,11月の部分です。
情報技術セクターの銘柄選定(2022年版)に関しては、こちらの記事で書いています。
買増タイミング検証
株価チャートに買い増し約定タイミングをプロットしました。過去2年分です。
TXNはコロナ・ショック時にポートフォリオの銘柄入替で購入しました。
結果的に比較的安値で買えて、その後株価は上昇を続けてくれたので1年近く買い増しはしていませんでした。
昨年5月くらいから、少し下がったタイミングでちょこちょこ拾えている感じです。
最近は連日下落していて、まだ下がり続けそうな雰囲気です。
私はマネックス証券
わたしは米国個別株の取引はマネックス証券を利用しています。
米国株取引の点では、他のネット証券より頭一つ抜けている印象で、ツールや画面も使いやすいと感じますし、随時改善を推進してくれる姿勢が好きです。
個人投資家向けの情報発信も充実しているので、これから投資を始める方にもおすすめできる証券会社です。