2021年が始まるにあたって、これまでを振り返りこれからの1年の投資方針を考えてみたいと思います。
結論を最初に書いてしまうと、見直すべきところはないと感じていて、特に変更せず次の1年も取り組みたいと考えています。
2020年の振り返り
パフォーマンス
投資信託の積立
積立シミュレーション
積立購入している投資信託に対して、それぞれ想定利回りを仮定して20年〜30年先の金額を試算し、現在の資産形成を考える目安にしています。下表は投資開始した2019年から5年間を抜粋したものです。なお、利回りは勝手に(願望で)仮置きしたもので根拠はありません。
楽天VTI | USA360 | レバNAS | Slim SP500 | |
---|---|---|---|---|
年間積立額 | 50万円 | 50万円 | 25万円 | 40万円 |
想定利回り | 5.00% | 8.00% | 14.00% | 6.00% |
2019年 | ¥1,250,000 | ¥1,250,000 | ¥1,250,000 | ¥400,000 |
2020年 | ¥1,812,500 | ¥1,850,000 | ¥1,675,000 | ¥824,000 |
2021年 | ¥2,403,125 | ¥2,498,000 | ¥2,159,500 | ¥1,273,440 |
2022年 | ¥3,023,281 | ¥3,197,840 | ¥2,711,830 | ¥1,749,846 |
2023年 | ¥3,674,445 | ¥3,953,667 | ¥3,341,486 | ¥2,254,837 |
実績(2020年12月末時点)
楽天VTI | USA360 | レバNAS | Slim SP500 | |
---|---|---|---|---|
評価額 | ¥1,962,990 | ¥2,137,504 | ¥1,956,968 | ¥941,050 |
取得額 | ¥1,677,000 | ¥1,677,000 | ¥985,000 | ¥800,000 |
評価損益 | ¥285,990 | ¥460,504 | ¥971,968 | ¥141,050 |
評価損益率 | 17.05% | 27.46% | 98.68% | 17.63% |
全てのファンドで「評価額」が2020年の試算値より上回っています。現在の資産形成は順調と言って良さそうです。
コロナ・ショックの恩恵を受けた結果なので、たまたまラッキーな年だったのだとは思います。
レバNAS(iFreeレバレッジ NASDAQ100)は、一時的に300万円近くまで評価額が上昇し、2年先の、2022年の試算値を余裕で超えていました。12月に100万円分利確したので、上表まで金額は減っています。サテライトの役割を果たしてくれています。
高配当株投資(My Blue-Chips)
資産形成のもう一つの柱、高配当株投資の方はインカム目的ですので、評価額より配当額で振り返りたいと思います。
最終目標は「年間120万円、月10万円の不労所得」です。
下表は、My Blue-Chips 18銘柄から2020年に受け取った配当金の実績(税引き後)です。1ドル104円で計算しました。
受取月 | 配当額[ドル] | 配当額[円] |
---|---|---|
1月 | $5.79 | ¥602 |
2月 | $22.07 | ¥2,295 |
3月 | $104.94 | ¥10,914 |
4月 | $81.68 | ¥8,495 |
5月 | $107.97 | ¥11,229 |
6月 | $162.49 | ¥16,899 |
7月 | $177.39 | ¥18,449 |
8月 | $151.94 | ¥15,802 |
9月 | $217.63 | ¥22,634 |
10月 | $185.42 | ¥19,284 |
11月 | $169.44 | ¥17,622 |
12月 | $235.39 | ¥24,481 |
合計 | $1,622.15 | ¥168,704 |
月2万円程度は受け取れるくらいに買い増していくことができました。
2020年は買い始めた年で前半が少ないですが、来年以降は、増配/減配・買い増しといったことを考慮しなければ「年間25万円」程度は受け取れることになります。
目標値に対して、達成率は約20%です。こちらも順調と考えています。
キャッシュ・ポジション
資産全体の20%程度は確保しており、問題ないと考えています。
投資方針の見直し
冒頭にも書いた通り、このままの方針で2021年も投資を続けていく予定です。
投資信託積立
今のペースで続ければ、20年後、2040年前後に2,000万〜3,000万円程度に育ってくれる見込みです。
その間にも何回か暴落や不測の事態が発生するかと思いますがそれも織り込み済み、「航路を守る」を忘れずに、短期目線で考えないよう、継続していきたいです。
高配当株投資
こちらも、今のペースを守れれば20年後には月10万円の不労所得は達成できる見込みです。
投資信託の積立と違って、ただ買い増すだけでなく増配状況の確認、減配リスクへの対処をしつつ、投資スタイルを維持していきたいです。
まとめ
以上、自分の投資方針を振り返ってみました。
投資を始めた頃の2019年〜2020年初までは、ちょっとしたことですぐ目移りして、なかなかスタイルが固まりませんでした。今は安定してきたと自分でも思っています。
ビットコインとか、非常に盛り上がってますが、そういうのにも手を出そうとは思いません(実は、一瞬だけ酔った勢いで投資しかけたのですが、踏みとどまりました。笑)
このブログも考え方や情報を整理するのに役立っていて、思い切って始めて良かったと思っています。まだまだ拙い内容ですが、投資の勉強と合わせて、長い時間かけてゆっくり育てていきたいです。