こんにちは、こたろーです。
資産形成には「長期・分散・積立」がおすすめです。
それを実践するために何に投資すべきか? 誰にでもできるオススメは「インデックス・ファンドの積立」です。
具体的にお勧めできる6つの投資信託を実際に積み立てしてみながら、運用状況を報告したり、投資信託選びのヒントを紹介していくコーナーです。
「毎日100円積立」の実験にエントリーした投資信託は、以下の6種類です。
100円積立の運用実績
2021年1月1日から毎日100円の積立設定を開始しました。535日が経過した時点での状況をまとめます。
評価額
ファンド | 評価額 | 評価損益率 |
---|---|---|
Slim 米国(S&P500) | ¥35,169 | 2.83% |
Slim 全世界(オルカン) | ¥32,046 | 0.46% |
楽天・全米(VTI) | ¥33,892 | -0.32% |
楽天・全世界(VT) | ¥33,771 | -0.67% |
iFree NYダウ | ¥36,284 | 6.09% |
iFreeNEXT NAS100 | ¥31,875 | -6.80% |
リターン推移
5月下旬から再び大きめの調整局面を迎えています。
弱気相場入りし、どの指数も大幅に下落中です。
100円積立中の投資信託、含み損に突入してしまったファンドも散見されるようになりました。
今年の運用状況
単月リターン
年初来リターン
年初からかなり下落しています。
今年から積立投資を始めた、という方はびっくりして動揺しているかもしれません。
慣れないうちはそのような気持ちになるのは仕方がありませんが、長期投資を前提に定額積立をしているのであれば、こんな年があることも想定内ですから、落ち着いて積立を続けてほしいところです。
下落がいつ止まるのかとドキドキしてしまうかもしれません。
いつになるかは誰にもわかりませんが、いつか底打ちし、上向いてくる、長期では右肩上がりになることを信じた投資をしているわけですから、焦って方針から外れた行動をしてしまわないことが大切です。
投資信託選びのヒント
投資初心者向けに、毎月テーマを決めて解説を書きます。今月は「純資産総額」について、です。
純資産総額とは
投資信託というのは、投資家の資金を集めてそれを運用資金とする仕組み(ファンド)ですが、その時価総額が純資産総額です。
たくさんの投資家が、多くの口数その投資信託を購入していれば、純資産総額も大きくなります(資金流入)。逆に、その投資信託を売却する人が増えれば純資産総額も減ります(資金流出)。
また、純資産総額は基準価額×口数ですから、投資信託の基準価額が増減した場合も純資産総額は変動します。
売買や基準価額変動は毎日のように発生するものですから、純資産総額も日々変動します。
純資産総額を確認
下の表は、各ファンド運用会社のホームページで確認した最新の純資産総額です(2022年6月22日確認)。
ファンド | 純資産総額 |
---|---|
Slim 米国(S&P500) | 11,842.83億円 |
Slim 全世界(オルカン) | 5,317.64億円 |
楽天・全米(VTI) | 5,518.80億円 |
楽天・全世界(VT) | 1,737.89億円 |
iFree NYダウ | 353.15億円 |
iFreeNEXT NAS100 | 451.56億円 |
純資産総額が大きいということは、それだけたくさんの人が購入している、人気のあるファンドだと言えます。eMAXISシリーズはファンドオブザイヤーでも上位を独占するくらいですから、純資産総額も大きいですね。楽天バンガードシリーズから1年程度後発のファンドですが、追い抜いています。
ファンドを選ぶ際には要確認
投資信託を選ぶ際、基準価額が上昇するかどうかが気になると思いますが、純資産総額も順調に伸びるファンドかどうかもチェックしたいところです。
純資産総額が大きく、日々増加しているということは、ファンドの規模が大きい、人気がある、と言えます。
人気があれば良いファンドだと限らないかもしれませんが、純資産総額が低いと「繰上償還」のリスクがあります。10年20年と長期間にわたる資産形成のツールとなるわけですから心配です。純資産総額が大きければこの先も安定した運用が期待できます。
設定されたばかりのファンドを選ぶ際は特に注意して、純資産総額をチェックしたいです。
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