こんにちは、こたろーです。
資産形成には「長期・分散・積立」がおすすめです。
それを実践するために何に投資すべきか? 誰にでもできるオススメは「インデックス・ファンドの積立」です。
具体的にお勧めできる6つの投資信託を実際に積み立てしてみながら、運用状況を報告したり、投資信託選びのヒントを紹介していくコーナーです。
「毎日100円積立」の実験にエントリーした投資信託は、以下の6種類です。
100円積立の運用実績
2021年1月1日から毎日100円の積立設定を開始しました。506日が経過した時点での状況をまとめます。
評価額
ファンド | 評価額 | 評価損益率 |
---|---|---|
Slim 米国(S&P500) | ¥34,020 | 5.33% |
Slim 全世界(オルカン) | ¥30,850 | 2.15% |
楽天・全米(VTI) | ¥32,886 | 2.45% |
楽天・全世界(VT+) | ¥32,607 | 1.58% |
iFree NYダウ | ¥34,465 | 6.70% |
iFreeNEXT NAS100 | ¥30,808 | -4.62% |
リターン推移
ついにNASDAQ100は含み益がマイナスに突入しました。
利上げ局面、ハイテク・グロース株が強く売られていますから仕方ありませんね。5月現在もまだ下げ止まっていないようです。今後の展開が気になります。
現在の首位はNYダウ。今年は年明けから強さを見せています。そしてその後を追うのがS&P500という状況です。
今年の運用状況
単月リターン
年初来リターン
4月はNASDAQ100をはじめ全体的に下落。
5月も強い下落相場が続いています。
NYダウは8週連続、S&P500やNASDAQは7週連続という、歴史的にも数えるほどしかないような調整局面を迎えています。
S&P500は一時マイナス20%となる場面があり、弱気相場入りがニュースになっています。
投資信託選びのヒント
投資初心者向けに、毎月テーマを決めて解説を書きます。今月は「信託期間」について、です。
信託期間とは
投資信託を選ぶ上で知っておきたい項目として「信託期間」があります。
投資信託の詳細は「目論見書」という説明書で確認できます。投資先や信託報酬についても、目論見書で確認できます。
目論見書を確認すると、「信託期間」や「繰上償還」という項目があります。これもおさえておきたい重要な部分です。
投資信託には期限付きのものがあります。
5年間とか10年間とか期間を決めて運用開始しており、その期限が到来すると運用終了です。
信託期間が満了すると、「償還」と言って、投資した人たちに返還します。長期保有したくても強制的に売却することになるのです。
長期の資産形成のために購入する投資信託は、「信託期間=無期限」で設定されているものを選ぶようにしましょう。
なお、本記事の100円積立にエントリーしている6ファンドは、全て無期限です。
繰上償還のリスクが少ないファンドを
また、「繰上償還」と言って、信託期間が無期限のファンドや、信託期間が満了していない場合でも、何らかの理由で運用が継続できないと判断された場合、強制的に運用終了する仕組みがあります。
目論見書には、繰上償還を適用する条件が記載されています。
ほとんどの場合は運用を維持できるだけの契約口数に満たないケースのようです。
本記事で紹介しているファンドは人気があり繰上償還の心配をする必要はないと思いますが、マニアックなファンドや新しく設定されたばかりのファンドの購入を検討する場合は、要注意です。
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この記事の100円積立は、マネックス証券を利用しています。
つみたてNISAやiDeCoで投資を始める初心者の方にもおすすめできる証券会社です。