こんにちは、こたろーです。
資産形成には「長期・分散・積立」がおすすめです。
それを実践するために何に投資すべきか? 選択肢はたくさんありますが、誰にでもできるオススメは「インデックス・ファンドの積立」です。
具体的にお勧めできる6つの投資信託を実際に積み立てしてみながら、運用状況を報告したり、投資信託選びのヒントを紹介していくコーナーです。
「毎日100円積立」の実験にエントリーした投資信託は、以下の6種類です。
今月の運用実績
評価額
2021年1月1日から毎日100円の積立設定を開始しました。288日が経過した時点での状況をまとめます。
現在の評価額は以下の図表の通りです。
ファンド | 評価額 | 損益率 |
---|---|---|
Slim 米国(S&P500) | ¥20,922 | 13.09% |
Slim 全世界(オルカン) | ¥19,218 | 10.45% |
楽天・全米(VTI) | ¥20,741 | 12.72% |
楽天・全世界(VT) | ¥20,232 | 9.96% |
iFree NYダウ | ¥20,493 | 10.77% |
iFreeNEXT NAS100 | ¥21,010 | 13.57% |
推移
年初からの評価損益率の推移を比較した折れ線グラフです。
9月から10月にかけて大きめの調整がありました。どの指数も下げましたが、先週あたりから上昇に転じてきた雰囲気があります。また下げて長めの調整になるのか、年末に向けてグングン上がっていくのか、注目です。
グラフを見ると、NASDAQ100の値動きは特徴がありますね。上げ下げが激しいことと、今回は金融銘柄が含んでないことから他の指数とはちょっと違う動きになったような気がします。金利に注目が集まっていたせいか、JPモルガンなど、大きく売られたり買われたり、といった場面が多かったように思います。NYダウの動きが他の指数より大きめなのも、30銘柄と分散数が少ない中での金融銘柄の動きが影響あったのかもしれません。
投資信託選びのヒント
今週は、ヒントというか感想を。
皆さんは、前述のグラフを見て、6銘柄のうちどれに投資したいと感じるでしょうか?
今年もあと2ヶ月ちょっと。この後どのような展開が待っているかわかりませんが、ここまでの値動きを見て、好みも分かれるのではないかと感じました。
S&P500は、バフェット氏もおすすめの指数ということで人気もありますが、やはり安定の強さ、という感じがしますね。尖りすぎず、かといって薄まりすぎてもおらず、分散具合と高パフォーマンスのバランスがとても良い印象です。
VTIも、S&P500とほぼ互角で、S&P500より良い時もあれば悪い時もある、といった感じ。どっちが良いか議論になることもありますが、ほんとお好みで、どちらでも、という印象です。
全世界株(オルカンとVT)は、やはり米国株式集中と比べると、若干パフォーマンスは劣るようですね。その代わり安定感があるのはやはりメリットでしょうね。米国一強時代が終わればパフォーマンスも文句なしになるのでしょうけど、どうでしょう?まだ先ですかね。ただ、世界情勢がどうなったとしてもこれ買っておけば大丈夫、と安心・安全な商品ということで万人におすすめできます。オルカンかVTか、って話では、倍以上銘柄数が違うはずですが、ここまでくると分散効果は大差ないのですかね。
NYダウ。誰もが知ってる有名指数。他の指数と比べると投資信託では人気は低い印象ですが、右肩上がりという点では、しっかり利益を出せる素晴らしい商品だと思います。今年たまたまなのか、少々変動が大きく見えますね。バリュー株が強かったり、金融セクターや資本財セクターなど敏感株の影響とか、少し前はメルクが新薬のニュースで急騰したり。30銘柄と分散数が少ないせいか、1銘柄の騰落の影響を受けやすいかもですね。
NASDAQ100は、最近人気急上昇ですが、確かに高いパフォーマンスが期待できてワクワクしますね。ただ、今年は10月時点を見ると、S&P500と比べあまりパフォーマンスに違いはありません。先週あたりは負けていました。最終結果が変わらないなら、値動きが安定しているS&P500の方が良いなぁ、と考えいる人もいるでしょう。しかし、爆発力はありますからね。その魅力に取り憑かれると、ついつい買ってしまうのでしょうけど、タイミング次第ですね。
さぁ、年末に向けて、今後の展開が楽しみです。