2021年「ダウの犬」投資法にチャレンジしています。昨年の年末に、NYダウ30の中から配当利回り1位〜10位を各銘柄10万円程度、合計100万円分購入しています。
次の年末まで放置する手法なので、毎月チェックはルールに反するかもしれませんが、現在の状況を書いてみます。
ダウの犬 2021 運用状況
評価額
10銘柄合計で、取得額:$9,251、評価額:$10,120。現在の含み損益は約96,000円のプラスです。
ダウの犬2021の損益率
ティッカー | 銘柄 | 評価損益率 |
---|---|---|
CVX | Chevron | 20.62% |
IBM | IBM | 14.64% |
DOW | Dow | 11.06% |
WBA | Walgreens Boots Alliance | 28.58% |
VZ | Verizon Communications | -4.30% |
MMM | 3M | 9.50% |
CSCO | Cisco Systems | 16.75% |
MRK | Merck | -5.47% |
AMGN | Amgen | 4.48% |
KO | Coca-Cola | -1.86% |
トータル | 9.40% |
ダウの犬2021の評価額
ダウの犬2021の配当金
現時点での受領済み配当金の合計は「$128.32」です。
ティッカー | 配当金[$] |
---|---|
CSCO | 11.07 |
VZ | 15.42 |
AMGN | 10.16 |
CVX | 20.85 |
IBM | 16.48 |
DOW | 17.16 |
MMM | 10.69 |
WBA | 16.18 |
KO | 5.15 |
MRK | 5.16 |
合計 | 128.32 |
ダウの犬 2021 今月の振り返り
ETF比較
DIA
ステート・ストリート社のETF「DIA」は、NYダウ指数と連動するETFです。つまり、NYダウ30銘柄全てを購入したのと同等のはずです。このETFと比較します。
ダウの犬は9.40%ですので、ダウの犬の方が良い状況です。
その他
DIA以外のETFも含めて、有名どころのETF年初来リターンを表にまとめてみました。
銘柄数 | 評価損益率 | |
---|---|---|
ダウの犬 | 10 | 9.40% |
DIA | 30 | 8.89% |
VOO | 500 | 11.39% |
VTI | 3,500 | 11.36% |
VT | 8,000 | 9.98% |
2021年は1月からずっとダウの犬が好調でトップを走っていましたが、今月になって(というか、今週に)落ち込みました。3〜4%程度のダウンです。それに対して、VTIやVOOは伸びています。逆転されました。
考察
今週、FOMCが開催されました。金融緩和縮小、テーパリングの議論開始の時期について注目されていて、明言されていないものの、前回より前倒しされるのではないかという雰囲気が漂いました。
その影響かと思いますが、株価にも影響が出ています。
ここ最近伸びていたバリュー株や景気敏感銘柄、金融銘柄などは売られているような印象です。
長期で見ればまだまだ好調が続くのだと思いますし、年初来で10%の利益が出ているなら充分ですから、ダウの犬としては悪い結果ではありません。しかし、こうやって急に落ち込んだり、他の銘柄やETFが上がるのを見ると、不安な気持ちを感じるかもしれません。
2021年も前半が終わります。残り6ヶ月どうなるか、楽しみです。
今月の結論
ダウの犬の「1年間放置、ホールド」するという戦略は、こういうときに良いですね。
市場動向に動きがある時期というのは、余計なことをあれこれ考えがちです。
あれを買った方がいいのではないか、これは売った方がいいのではないか。タイミングは今じゃないのか、逃したら後悔するのではないか。。。こんなことばっかり頭の中でグルグルします。
急落する銘柄、急騰する銘柄とかが視界に入ると、ついつい反応しそうになってしまいます。
でもこういうのって、大抵失敗するんですよね。後悔するんですよね。
運よく成功して儲かる場合もあるのかもしれませんが、それってギャンブルと変わらないように感じます。
投資戦略を決めて淡々と続ける、改めてその重要性を感じます。
ダウの犬投資法って、こういう学びとしても良いですね。