こんにちは、こたろーです。
つみたてNISA口座を開設して、2019年8月から投資信託の積立をしています。
年間40万円、毎月33,333円の積立資金については給料から出していましたが、先日会社を辞めたことで毎月の収入は無い状態になりました。つみたてNISAだけは絶対継続したい投資なので、退職金のうち400万円を「つみたてNISA10年分」として確保することにしました。
ここで、ふと欲が出てというか思いつきがありまして、10年ずっと400万円のキャッシュを遊ばせておくのはもったいないな、と考えるようになりました。必ず確保したいキャッシュだったはずで、リスクに晒すのは本末転倒なのですが、今回の記事はそんなお話です。
わたしのつみたてNISA
現在の運用
現在、以下のように運用しています。
投資信託
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を選びました。
鉄板ですね。
証券会社・積立設定
松井証券さんでつみたてNISA口座を開設しました。
毎月の積立設定は、100円〜33,333円の範囲で設定でき、ボーナス月の増額が可能です。
わたしの設定は、通常月は「33,300円」、年2回のボーナス月に+200円の「33,500円」としました。これで年間40万円ちょうどです。
しかし、なんで年間上限額を12で割り切れない数字にしたんですかね。。。つみたてNISAは素晴らしい制度だと思いますが、この点はいまいちと感じます。
運用状況、今後の見通し
今年は積み立て3年目です。
下の表は、つみたてNISA制度の非課税期間20年間を年利6%で複利運用した場合の試算です。
年 | 元本 | 評価額試算 (年利6%) | 評価 損益率 |
---|---|---|---|
2019 | ¥400,000 | ¥424,000 | 6.00% |
2020 | ¥800,000 | ¥873,440 | 9.18% |
2021 | ¥1,200,000 | ¥1,349,846 | 12.49% |
2022 | ¥1,600,000 | ¥1,854,837 | 15.93% |
2023 | ¥2,000,000 | ¥2,390,127 | 19.51% |
2024 | ¥2,400,000 | ¥2,957,535 | 23.23% |
2025 | ¥2,800,000 | ¥3,558,987 | 27.11% |
2026 | ¥3,200,000 | ¥4,196,526 | 31.14% |
2027 | ¥3,600,000 | ¥4,872,318 | 35.34% |
2028 | ¥4,000,000 | ¥5,588,657 | 39.72% |
2029 | ¥4,400,000 | ¥6,347,976 | 44.27% |
2030 | ¥4,800,000 | ¥7,152,855 | 49.02% |
2031 | ¥5,200,000 | ¥8,006,026 | 53.96% |
2032 | ¥5,600,000 | ¥8,910,388 | 59.11% |
2033 | ¥6,000,000 | ¥9,869,011 | 64.48% |
2034 | ¥6,400,000 | ¥10,885,152 | 70.08% |
2035 | ¥6,800,000 | ¥11,962,261 | 75.92% |
2036 | ¥7,200,000 | ¥13,103,997 | 82.00% |
2037 | ¥7,600,000 | ¥14,314,236 | 88.35% |
2038 | ¥8,000,000 | ¥15,597,091 | 94.96% |
こんなうまくいくわけない、のかもしれませんが、2021年5月現在の状況は、元本:¥933,200に対して評価額:¥1,268,894、評価損益率:35.97%、となっています。出来過ぎですね。
20年間こんな上昇相場が続くわけではないのでしょけど、平均して・20年という長期で見た場合、この表のようになってくれたらいいなぁ、と思っています。
そのためには、元本を毎年40万円積み上げていくことを途切れさせてはいけません。
冒頭で書いたように、10年分として400万円確保しました。2030年までの積立資金は心配する必要がありません。残り8年分は、今後なにか収入源を得るべく活動していくつもりです。
それはよいとして、この400万円、ただ遊ばせておくだけよりは、並行して運用した方が良くないか、と思い始めたのです。これ以外に生活資金は別途確保済みなので、キャッシュ比率が高過ぎてもったいない気がしてきたのです。
つみたてNISAの積立資金を積み立てる
こんなプランです。
- 400万円のうち、今年分の40万円は手をつけない
- 残りの360万円で投資信託を購入する
- 年に一回、投資信託を40万円分取り崩す
- この40万円をつみたてNISAの積立資金とする
うまくいけば、2031年以降の積立資金もまかなえるのではないか、なんて楽観的に考えました。
運用プラン
シミュレーション
税金考慮なしの概算ですが、年利8.2%で運用できれば、20年目の2038年まで資金が維持できそうな感じです。
年 | 評価額試算 (年利8.2%) | 40万円 確保 | 残高 |
---|---|---|---|
2021 | ¥4,000,000 | → | ¥3,600,000 |
2022 | ¥3,895,200 | → | ¥3,495,200 |
2023 | ¥3,781,806 | → | ¥3,381,806 |
2024 | ¥3,659,115 | → | ¥3,259,115 |
2025 | ¥3,526,362 | → | ¥3,126,362 |
2026 | ¥3,382,724 | → | ¥2,982,724 |
2027 | ¥3,227,307 | → | ¥2,827,307 |
2028 | ¥3,059,146 | → | ¥2,659,146 |
2029 | ¥2,877,196 | → | ¥2,477,196 |
2030 | ¥2,680,326 | → | ¥2,280,326 |
2031 | ¥2,467,313 | → | ¥2,067,313 |
2032 | ¥2,236,833 | → | ¥1,836,833 |
2033 | ¥1,987,453 | → | ¥1,587,453 |
2034 | ¥1,717,624 | → | ¥1,317,624 |
2035 | ¥1,425,669 | → | ¥1,025,669 |
2036 | ¥1,109,774 | → | ¥709,774 |
2037 | ¥767,975 | → | ¥367,975 |
2038 | ¥398,149 | → | -¥1,851 |
税金2割が占める割合は年々増加していくことになるので、取り崩し額は40万円では足りなくなっていくとは思います。
利回りは、余裕を持って9%〜10%必要、ということになるでしょうか。
でもまぁそこまで欲張らなくても、普通に現金のまま持っていたら2030年までの積立資金ですから、2038年までとは言わなくても、2〜3年でもいいから延びてくれれば充分です。
購入するファンド
あわよくば年利10%も狙えて、でも絶対に積み立てを止めたくないので、10年間は確保したい、増えなかったとしても、減ってしまうのは困る。。。
わがままな要求ですね、我ながら。
この勝手な要求に答えらえれる可能性があるファンドして、以下の2つの投資信託を購入することにしました。
- 楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)
- iFreeレバレッジ NASDAQ100
どちらも特定口座で積立中の、わたしの資産形成のメイン・ファンドですから、全く知らない商品というわけではありません。
レバNASなら、長期的に年利10%も夢ではないと思っています。ただ、低迷する期間が数年あってもおかしくありません。
USA360は、昨年は10%を超えるパフォーマンスでしたが、毎年そうではないと考えています。そこそこのパフォーマンスで、暴落相場での下落耐性が高いであろうことが選んだ理由です。
この2種類を同額保有して、株式市場が好調な時はレバNASを取り崩し、不調な時はUSA360を取り崩す、といったやり方でうまくいかないだろうかと考えました。
乞うご期待
さて、そんなうまくいくかどうか。
思いつきですが、試してみたくなったので、やってみたいと思います。
360万円一括購入でもいいのですがちょっと怖いので時間分散します。6月・7月・8月の3ヶ月間で「USA360:60万円+レバNAS:60万円」の120万円を3回購入する予定です。
どうなるか、ブログでも定期的に報告したいと考えています。