2021年「ダウの犬」投資法にチャレンジしています。昨年の年末に、NYダウ30の中から配当利回り1位〜10位を各銘柄10万円程度、合計100万円分購入しています。
次の年末まで放置する手法なので、毎月チェックはルールに反するかもしれませんが、現在の状況を書いてみます。
ダウの犬 運用状況
評価額
10銘柄合計で、取得額:$9,251、評価額:$10,015。現在の含み損益は約83,000円です。
損益率
ティッカー | 銘柄 | 評価損益率 |
---|---|---|
CVX | Chevron | 21.03% |
IBM | IBM | 3.25% |
DOW | Dow | 14.51% |
WBA | Walgreens Boots Alliance | 32.88% |
VZ | Verizon Communications | -3.58% |
MMM | 3M | 7.85% |
CSCO | Cisco Systems | 9.82% |
MRK | Merck | -4.36% |
AMGN | Amgen | 7.66% |
KO | Coca-Cola | -7.26% |
8.26% |
評価額
配当金
配当金が入金されていました。合計$53.26です。
とりあえずこのまま置いておいて、年末年始のリバランスの際に再投資の資金として使用します。
ティッカー | 配当金[$] |
---|---|
VZ | 7.71 |
AMGN | 5.08 |
CVX | 10.23 |
IBM | 8.22 |
DOW | 8.58 |
MMM | 5.35 |
WBA | 8.09 |
振り返り
ETF比較
DIA
ステート・ストリート社のETF「DIA」は、NYダウ指数と連動するETFです。つまり、NYダウ30銘柄全てを購入したのと同等のはずです。このETFと比較します。
ダウの犬は8.26%ですので、ダウの犬の方が良い成績です。
その他
DIA以外のETFも含めて、有名どころを表にまとめてみました。
銘柄数 | 評価損益率 | |
---|---|---|
ダウの犬 | 10 | 8.26% |
DIA | 30 | 6.61% |
VOO | 500 | 4.52% |
VTI | 3,500 | 5.46% |
VT | 8,000 | 5.03% |
なんとダウの犬がトップです。
考察
連日のようにNYダウ最高値更新のニュースを聞いていましたから、当然の結果なのかもしれませんが、ダウ30よりダウ10の方がパフォーマンスが高いとは・・・。今年はダウの犬の当たり年ですかね。
この1ヶ月の各銘柄の変化としては、
- 全体的に上昇傾向、6%〜10%近く上がっている。
- IBMがプラスに転じた。
- Verizon伸び悩み。Ciscoも下落。
- Merck, Coca-Colaは回復傾向だが引き続きマイナス。
まぁ、まだ3月。年末まで9ヶ月あります。今後どのような展開になるのか、楽しみですね。
今月の結論
分散投資って、やっぱり大事なんだな、と感じました。
単月のパフォーマンスを見てもあまり意味はないのでしょうけど、今月だけ見るとダウの犬は好調です。でも、銘柄単位で見ると明暗ははっきり分かれています。これが個別株集中投資だったら…、と考えると怖いですね。
たった10銘柄の分散でもこれだけの効果があるのですね。