2021年「ダウの犬」投資法にチャレンジしています。昨年の年末に、NYダウ30の中から配当利回り1位〜10位を各銘柄10万円程度、合計100万円分購入しています。
次の年末まで放置する手法なので、逐一チェックする意味はないのですが、1ヶ月半経過した現在の状況を書いてみます。
ダウの犬 運用状況
評価額
10銘柄合計で、取得額:$9,251、評価額:$9,484。現在の含み損益は約24,500円です。
損益率
ティッカー | 銘柄 | 評価損益率 |
---|---|---|
CVX | Chevron | 12.15% |
IBM | IBM | -4.69% |
DOW | Dow | 8.21% |
WBA | Walgreens Boots Alliance | 23.57% |
VZ | Verizon Communications | -3.22% |
MMM | 3M | 0.89% |
CSCO | Cisco Systems | 2.42% |
MRK | Merck | -8.30% |
AMGN | Amgen | 1.42% |
KO | Coca-Cola | -8.54% |
ダウの犬10銘柄 | 2.52% |
評価額
配当金
配当金は今のところ無しです。
この10銘柄だと、最初の配当金は4/1のコカ・コーラ[KO]です。
振り返り
ETF比較
DIA
ステート・ストリート社のETF「DIA」は、NYダウ指数と連動するETFです(SPDR ダウ・ジョーンズ工業平均ETF)。つまり、NYダウ30銘柄全てを購入したのと同等のはずです。このETFと比較してみたいと思います。
同タイミングでのDIAの株価は、昨年末:$305.79、現在値:$314.92、評価損益率:2.99%です。
ダウの犬が2.52%ですから、負けてますね。
もし同じように、年末にDIAを100万円分購入していたとしたら、3万円の利益が出ていたはずです。
その他
DIA以外のETFも含めて、有名どころを表にまとめてみました。
銘柄数 | 評価損益率 | |
---|---|---|
ダウの犬 | 10 | 2.52% |
DIA | 30 | 2.99% |
VOO | 500 | 4.34% |
VTI | 3,500 | 5.82% |
VT | 8,000 | 5.97% |
まぁ、想像通りですが。。。
考察
わざわざNYダウから10銘柄を選んで投資するより、DIAやVOOなどのインデックス・ファンドを購入したほうが利益が出ていた、という結果です。
1年間放置の手法ですから、次の年末に評価すべきことなので、中間報告、参考程度に見てみました。
銘柄別の状況を見てみると、もし、10銘柄分散投資ではなく、ウォルグリーン・ブーツアライアンス[WBA]へ集中投資できていたら、24万円の利益を出せていたことになります。
「たられば」ですね。逆にメルク[MRK]やコカ・コーラ[KO]へ集中投資していたら、8万円程度の損失を出していたことになります。
今月の結論
個別株は難しい。
インデックス投資は楽ちん。
結局、そういうことなんですかね。ただ、短期間で判断せず、長期投資の目線で評価していきたいと考えています。
ダウの犬は継続していく予定ですので、随時、ブログに書いていきます。